210 RC回路の過渡特性
https://gyazo.com/96ad5c34e3c17937f987a0f33a952fb6
理論背景と目的
テキスト 付録 A「RC 回路の基礎知識」(p.19) を参照.
目的と概要は第2章「RC過渡特性で時定数$ \tauを測る」(p.7~)を参照.
理解しにくい項目は参考書やWeb等で調べて下さい.
RC回路の過渡特性でなにがわかるか?
時定数 $ \tau ▶▶ コンデンサ$ Cの推定
実験装置
実験回路と測定条件はテキスト p.7 図2.1を見て下さい.
測定するべき値はRC回路の時定数:$ \tau(タウ)
回路の構成( p.8 「準備(A),(B)」 )は ▼▼ の動画を見て下さい.
RC過渡01回路構成.mp4
実験手順
手順はテキストp.8【実習課題 4-4】にあります.
測定の様子を動画で見て下さい.
RC過渡02測定.mp4
測定データ
以下に数種類のデータを挙げます.
※過去に測定した先輩方のデータです.
どれか一つを参照にしてグラフ化し,考察してください.
レポートにはどのデータを参考にしたかを明記してください.
RCデータ(A): Data-RCt-A.pdf
RCデータ(B):Data-RCt-B.pdf
RCデータ(C):Data-RCt-C.pdf
※データは実際のレポートです.この中でオレンジの下線が重要な値です.データを注意深く読んでください.
※データの中に書いてあるテキストのページ番号は今のテキストとは違うので無視して下さい.
※データの中の記述は古いテキストに準じているので今のテキストとは違います.そのまま写してもダメです
算出課題
【検討課題4-1】(p.8)を読み,よく考えて計算して下さい.
計算の元となる 数式 → 値をいれた代入式 → 答え をすべて明記して下さい.
理論値 $ \tau_{(b)},測定値$ \tau_{(a)}との違いはなぜか?
測定値 $ \tau_{(a)},R_{(a)} より$ C_{(a)}
考察 :なにか一つを見つけて深く考えて下さい.
計測した値,算出した値の誤差について考える
◀◀ 公称値C との違いはなぜか?
$ RとCの条件値(10 k$ \Omega,1000 pF)の理由はなにか?
$ R, Cの値を変えたら何がどう変化するかを考える
※「よくできた」「だめだった」は考察ではありません
※この実験の結果・考察は,本テーマの主課題の答えではありません.
本テーマの主課題にどう答えるのかは,自分で考えて下さい.
◆関連実験
210 RC回路の過渡特性
310 LC直列回路の周波数特性
410 LC直列回路の過渡特性
104 レポートの指標